(52)から積み上げてきた走る女性の動画に、冒頭「玄関で靴を履いて外へ一歩」と、締め「離れていくドローン」((64))を足して、5カット38.6秒の一本になった。この記事は冒頭の玄関3版と、白動画を外した顔アップ、連結までを書く。
目次
先に結論
- 玄関は3本目で成立した。 00032は靴が1足余って床に残り、立ち上がりで顔が画面の外に出た。00033は出口が窓に見えた。00034で日本家屋一般をマンション住戸の玄関に変え、両足に靴を履いた状態から始め、カメラは立ち上がりより少し先に後退しながら上へチルト、最後に外へ一歩。本人評価「いい感じになりました」。
- 靴の数は「余分な靴を出さない」でなく「1組が両足に収まる場面」で書いた。 否定形でなく、履き終わりの状態を書く。
- 顔アップは白動画なしの方が自然だった。 玄関でキャラシートの一貫性が良かったことから「白素体の形がキャラシートの再現を邪魔しているのでは」という仮説で、キャラシート+文章だけの00035を回したら、本人評価「こちらのほうが自然な感じがします」。採用。ただし白動画の有無以外も変わっているので、原因を白動画の除去だけに断定しない。
- 今日の5本はすべて白動画なし。 玄関・顔・ドローンとも、キャラシート1枚と文章で動きとカメラを指定した。(59)〜(62)で白素体が担っていた「動きとカメラ」を、今回は文章で書いている。
玄関3版

| 版 | 設定 | 結果 | 本人評価 |
|---|---|---|---|
| 00032 | 日本家屋の玄関。しゃがんで靴を履き、立ち上がる。固定カメラ | 靴を履いて立ち上がる流れは成立。白いランニングシューズが1足余分に床に残り、7.75秒では白い靴が計3つ。立ち上がると頭が上端に近づき、終盤は顔が画面外 | 「いい感じ」。立ち上がって止まるより、外へ一歩踏み出す終わりに |
| 00033 | 靴の対応を明示、動く全身カメラ、外へ一歩 | 途中まで靴が余る。出口が窓から出ているように見える | 指摘あり |
| 00034 | マンション住戸の玄関。両足に靴を履いた状態で右靴のかかとを整えるところから。カメラは玄関外側の斜めから、立ち上がりに先行して後退しつつ上チルト。立ち上がりの重心移動から外へ一歩 | 足元に余分な靴はない(収納上の別の履物は残る)。4秒から立ち上がり、5〜6秒でも頭・顔・靴が画面内。開いた扉と外廊下が見え、7.75秒で外へ踏み出す。0秒の頭上の余白は小さい | 「いい感じになりました」採用 |
所要は00032 613.5秒、00034 676.9秒(8秒・192コマ)。10ステップのまま、プロンプトだけを変えた。12ステップにする案もあったが、今回は採らなかったので、改善をステップ数の効果とは読まない。
効いた書き方(玄関)
- 靴は「1組が両足に収まる」と場面で書く。 左は最初から左足、右は手元から右足へ移る同じ靴。周囲の土間は空いた状態。「余分な靴を出さない」という否定形には頼らない。
- カメラは「上チルト」だけでなく「後退」とセットで。 上にだけ振ると足元が切れる。立ち上がりより少し先行して引く。
- 終わりは動作で。 「立ち上がって静止」を消し、重心移動から外へ一歩、先に出した靴がポーチに接地するまで。開いた扉と移動経路を最初から確保する。
- 場所を具体に。 「日本家屋」では出口が窓に見えた。「マンション住戸の玄関」で扉と外廊下になった。
顔アップ、白動画を外す

| 項目 | 00030 | 00035 |
|---|---|---|
| 参照 | キャラシート+白動画(Blenderの前方斜め追従) | キャラシート1枚のみ |
| 構図 | 顔〜肩。やや近い | 顔〜上胸。少し引いて捉える |
| 尺 | 5.17秒 | 8秒(文章は5秒を指定したが8秒で生成。全尺を採用) |
| 所要 | 815.2秒 | 653.0秒 |
| 本人評価 | 「顔も首もいい感じ」 | 「こちらのほうが自然な感じがします」 |
00035は頬・顎の丸み、暗いポニーテール、前髪、白Tを維持し、唇を軽く開いた表情が続く。首元の縦の陰影は1秒などで残り、首の課題が消えたとは言えない。コマ間で肩・髪・背景が動き、白動画なしでも走行の追尾構図は成立している。顔の画面内位置は上下し、固定された構図ではない。
白動画の有無に加えて、プロンプト・構図・尺も変わっている。改善の原因を白動画除去だけに断定しない。キャラシートとの同一性を定量で測ったわけでもない。参照方式の影響を切り分けるなら、尺・文章・seedを揃えた比較が要る。
5カットの連結
| 順 | 素材 | 区間 | 尺 |
|---|---|---|---|
| 1 | 玄関 00034 | 0.000〜8.000 | 8.000秒 |
| 2 | 正面 00012 | 8.000〜13.167 | 5.167秒 |
| 3 | 横 00014 | 13.167〜18.333 | 5.167秒 |
| 4 | 顔 00035 | 18.333〜26.333 | 8.000秒 |
| 5 | ドローン 00039 | 26.333〜38.583 | 12.250秒 |
合計38.58秒・926コマ。元の5素材から1回のエンコードで再構成し、前回の連結を再圧縮しない。ハードカット、タイトル・音楽なし。各素材の音声をそのまま残し、音量の統一とクロスフェードは未実施。顔の位置は(62)の時点から変えて、ドローンの前に置いた。
白素体の位置づけ(更新)
| 何を | どこで決める |
|---|---|
| 動き・カメラ | (59)〜(62): 白素体(Blender)で数値指定。今回: 文章で指定し、玄関・顔・ドローンは成立 |
| 容姿 | キャラクターシート。顔と首はFACE FRONT/SIDEを基準と明示 |
| 表情 | プロンプト。口角・唇・眉・視線を具体的に |
| 質感・陰影 | プロンプト。部位+明るさの範囲+遷移の広さ |
| 場面の整合(靴の数、出口、道路) | プロンプト。否定形でなく、完成状態と画面内の構造を書く |
白素体が要るのは、カメラの軌道と人物の収まりを数値で縛りたいとき((61)のドローン接近、(60)の見下ろし)。今回のように動作と場面が文章で書けるカットでは、白動画を外した方が容姿が自然に出た例が1つできた。一般化は別の比較で。

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