-
生成AI実験室
生成AI実験室(31) 有償APIの動画はなぜ表現が豊かなのか——「間にLLMの書き直しがあるから」を仮説にして、ローカルH3の前にClaudeを置いてみた
MiniMax H3 を公式サイトや Seedance 2.5 のような有償APIで使うと、ローカルで焼いたときより動画の表現が豊かになる、と感じていました。カットが変わる、カメラが寄る、人物が台本どおりに動く。同じモデルのはずなのに、なぜか。 当方の仮説はこうです... -
生成AI実験室
生成AI実験室(30) RTX 5060 Ti 2枚化の記録(7)——2枚で焼いたら絵がもやになった。原因はGPU同士の順番。直したら8〜20ステップが全部完走、8ステップで1枚の2.13倍
第25回で、Windows上のComfyUIで16GBのGPU2枚にMiniMax H3の仕事を分ける経路(H3VM)が動き、15秒が45分34秒で完走した話を書きました。その後、同じ経路で焼いた動画の絵が「もや」になりました。処理は成功扱い、ファイルも保存される、でも中身が崩れて... -
生成AI実験室
生成AI実験室(29) ComfyUIの中で「Premiere Pro風」にタイムライン編集できるもの、5つ——H3向けの2つと、素材を切って並べる3つ
ComfyUIで動画を作っていると、「できた5秒・15秒をPremiere Proのように並べて、切って、つないで1本にしたい」という場面がすぐ来ます。ComfyUI公式にはタイムライン機能がありません。代わりに、コミュニティ製のカスタムノードが少なくとも5つあります... -
生成AI実験室
生成AI実験室(28) Z-Image Turbo vs SDXL 続報——景色でもそうか。同じプロンプトで街と女性を描かせた
前回は人物で差が出たZ-Image TurboとSDXL base。今回は同じプロンプトで戦後の街並みと、キャラクターシートの元になった女性を描かせて並べた。景色でもZ-Imageの方が「写真」を守り、SDXL baseはコンセプトアートに寄る。 -
生成AI実験室
生成AI実験室(27) RTX 5060 Ti 2枚化の記録(6)——GPU2枚が一番素直に効いたのはアップスケールだった。180コマと179コマに分けて12分34秒
WindowsのComfyUIで、RTX 5060 Ti 16GBを2枚使い、15秒・359コマの動画をRealESRGANとSeedVR2でアップスケールした記録。RealESRGANはコマを偶数・奇数で2枚に分けて同時処理し、1秒試験で98秒が52秒に。SeedVR2はモデルとVAEを別のGPUに置き、1枚では16GBに載らなかった15秒が完走。 -
生成AI実験室
生成AI実験室(26) 高速化の続報——3ステップLoRAと、デコードを半分にする軽量VAE
第22回で、高速化の道具を3つ試した記録を書きました。そこに残した宿題が2つあります。「4ステップは崩れた。6か8が実用の線」と、Mac側では「15秒のうち、映像の復元(デコード)だけで20分」。 その翌日から今朝にかけて、この2つに直接かかわる新顔が出... -
生成AI実験室
生成AI実験室(25) RTX 5060 Ti 2枚化の記録(5)——WindowsのComfyUIで、16GB×2枚を本当に働かせた。参照動画つき15秒が45分34秒
第24回の続きです。RTX 5060 Ti 16GB を2枚認識させたあと、2枚で何ができるかを試しました。 上がASUS、下がPalit。どちらもRTX 5060 Ti 16GB(第24回)。 結果から。参照画像3枚と、Blenderで作った動作参照の動画1本から、15秒の動画を45分34秒で生成でき... -
生成AI実験室
生成AI実験室(24) RTX 5060 Ti 2枚化の記録(4)——犯人は電源本体ではなく、残っていた1本のケーブルだった。2枚が認識され、まず1本焼けた
先に結論です。第20回で「悪いのが新しい電源の本体なのか、ケーブルの組み合わせなのかは、まだ分からない」と書きました。答えはケーブルでした。それも、電源の交換のときに替え忘れていた、旧電源のSATA電源ケーブル1本。 これを当該電源の付属品に替... -
生成AI実験室
生成AI実験室(23) 15秒を3本焼いて分かった、長尺が崩れる本当の理由——尺でもメモリでもなく、プロンプトの1文だった
動画生成AI MiniMax H3 で、5秒・10秒・15秒の動画を同じ条件で作りました。15秒は、M5のMacBook(32GB)で2時間19分かかって、通りました。ところが、できた動画は背景が途中で変わり、手が崩れていました。 当方はいったん「尺が伸びると一貫性を保てない... -
生成AI実験室
生成AI実験室(22) 高速化LoRAで、15秒が11分40秒になった——3つの「速くする道具」と、当たっていなかった日の話
動画生成AI MiniMax H3 を手元の機材で動かすと、いちばん重いのは時間です。当方のMacでは、原本のまま15秒を焼くと一晩かかります(第17回)。 それを縮める道具が「高速化LoRA」や「蒸留モデル」と呼ばれるものです。この記事は、RTX 5060 Ti(16GB)を載せ...