【検証】ステップワゴン(RP3)を「走る発電所」に改造。EcoFlowフル装備で北海道まで走って分かった「真のオフグリッド」

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搭載された「エネルギー・システム」の全貌

私のステップワゴンは、外見こそ普通のミニバンですが、内部は完全に「電化」されています。 核となるのは、EcoFlow社製品で統一された以下の構成です。

蓄電ユニット(ダブルバッテリー)

  • EcoFlow DELTA 2 Max:メインバッテリー。大容量で家電を動かす心臓部。
  • EcoFlow DELTA 2:サブバッテリー。用途に応じて使い分ける2台構成。

空調ユニット

  • EcoFlow WAVE 2:ポータブルエアコン。これが「夏の車中泊」の革命児。

充電システム

  • EcoFlow Alternator Charger (800W):走行充電器。今回のMVP(後述)。
  • EcoFlow 400W ソーラーパネル:一応用意したが…?

衝撃の事実。「ソーラーパネルが要らない」理由

オフグリッドといえば「ソーラーパネル」が主役だと思われがちです。私もそう思い、400Wのパネルを用意しました。 しかし、結論から言います。

「Alternator Chargerが凄すぎて、ソーラーを広げる暇がないんです…」

この**「Alternator Charger 800W」の性能は異次元でした。 ステップワゴンを走らせているだけで、なんと時速800W**近いスピードで急速充電されていくのです。

  • 計算上の事実: DELTA 2 Maxのような大容量電源でも、わずか1時間ちょっとドライブするだけで満充電になります。

天候に左右され、設置も面倒なソーラーパネルを展開するよりも、次の目的地へ移動している間にバッテリーが回復している。 これは「移動」自体が「発電」になる、まさに錬金術的なサイクルでした。

北海道遠征で実証された「文明的な生活」

昨年、このシステムを搭載して青森〜北海道へのフェリー旅を含む長距離車中泊を敢行しました。 そこで待っていたのは、過酷なサバイバルではなく、自宅と変わらない「文明生活」でした。

  • 食の自由: 電子レンジと冷蔵庫が常時稼働。コンビニ弁当も温かく、飲み物はキンキンに冷えたまま。
  • 冬の快眠: 電気毛布を朝までつけっぱなしにできるため、氷点下の北海道でも布団の中は天国。
  • 夏のアイドリングストップ: 道の駅ではアイドリング禁止が鉄則ですが、WAVE2(エアコン)のおかげでエンジンを切っても涼しく快適。

「エンジンを切ってもエアコンが効き、レンジで飯が温まる。もはや『動くワンルーム』です」

RP3は最強のベース基地である

当初は「気楽に旅行したい」だけで始めた改造でしたが、結果として**「インフラが寸断されても、ガソリンさえあれば自立して生きていけるシステム」**が完成しました。

ステップワゴン(RP3)の広い空間と、EcoFlowの急速充電技術。 この2つがあれば、私たちはいつでも「グリッド」から切り離された場所へ逃げることができるのです。

次回は、このシステムをさらに発展させようとしている、現在の新たな構想についてお話しします。

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